このところの携帯との関わり

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いまや生活において絶対に欠かせなくなりつつあり、かつ大きくライフスタイルを変えてしまったiPhone。これに変更してからまもなく2カ月がたつ。あっという間の2カ月だった。

、今となっては運がよかったといえるのだが、とにかくスマートフォンにしたい、そう思ってやまなかった2月当初はまだDocomoも中途半端な状態、ちょうどBlackberry発売の直前だったこともあって、iPhoneを無事に選択できたともいえる。

さて、先日KDDIが新しい携帯の発表を行ったそうだ。

「機能競争は終わった」と小野寺社長 新ブランド「iida」で「次の競争」へ
「携帯電話は機能競争から次の競争に」――KDDIの小野寺社長は、auの新デザインブランド「iida」で、2台目、3台目需要を開拓すると語る。

よく見てみると、ただ携帯の外観・デザインを一新した「程度」のことらしい。「機能競争は終わった」と社長がコメントをしたとのこと。

確かに同意できる。

実際、こんな調査結果だってある。

「こんなものいらない!」携帯電話で無くても良い機能・サービスのトップは!? : ガベージニュース
マイボイスコムは2009年3月24日、携帯電話の価格と機能に関する調査結果を発表した。それによると、今後携帯電話を購入する・買い換える際に「機能・サービスの充実よりも価格の安さを重視する」と答えた人が、「価格が安くなるのなら無くても良いと考えている」サービス・機

一部記事を引用させていただこう。

(前略)

今やほとんどのコンビニや交通機関で導入されている「おサイフケータイ」、ゲーム機並みの再現能力を発揮している「アプリ(娯楽系機能)」、パソコンのサイトを比較的不自由なく閲覧できる「フルブラウザ」も、約6割の人が「安くなるのなら要らない」と回答しているのには驚くばかり。

ここでグラフを逆に見て、考えてみる。「機能・サービスの充実よりも価格の安さを重視する人」たちでも、すべての機能が要らないというわけではない。自分のライフスタイルと相談し、「この機能はどんなに安くなっても外せない」という機能も多数存在する。「安くなるのなら要らない」回答が低いということは、言い換えれば「たとえどんなに安くなるとしても、この機能は捨てない・残す」とする人が多いことになる。

そのように考えると、もっとも重要視されている機能は「メール機能(文字のみ)」、そして「カメラ機能」「iモード機能」などとなる。マルチメディア系の機能は、半ば頃になってようやく「音楽再生機能」が入るが、それまではすべて「インターネット機能付携帯電話」レベルのものに収まってしまう。

この話をiPhoneに照らし合わせてみるとちょっと面白い気がする。

この記事に掲載されている調査結果の中で、iPhoneだと順番が変わりそうなのは、

  • ブルブラウザ/PCサイトビュア/PCサイトブラウザ
  • アプリ(地図、GPSなどの実用系機能)

かな。

iPhoneには確かにフルブラウザ機能があるけれども、それがメリットではなくて、iPhoneのブラウザSafariに対応したサイト、「情報的にはPCサイトとほぼ同じ」かつ「閲覧しやすい」ということが大きな魅力の一つだと思うので、携帯でいうところのフルブラウザビュアとは違うんじゃないかと思っている。

アプリに関しても。iPhoneアプリは、個人的には実用系機能が多彩で強化されている感を受ける。

となるとやはり、この2項目はもう少し上位に食い込むんじゃないかと。いや、これらが上位に食い込むと考えている人が、iPhoneなどのスマートフォンを選択しているのではないか、その方が正しいのかもしれない。

最近、iPhoneのキャンペーンの影響なのか電車に乗っていてもiPhoneユーザーが増えてきたように感じる。Skype正規版アプリの登場も関係あるのではないだろうか。

さて、話をKDDIの件に戻すと、消費者が求めているのは、機能競争が終わった → デザイン性 ではなくて、どの機能を取捨選択、強化するのかであり、iPhone(別にスマートフォンなら何でもよい)は、その一つのカタチだいえるのではないだろうか。

したがって、本当に求められいる機能をより便利に進化させるという意味で、機能競争はまだ続いていると思う。少なくともiPhoneを重宝している人にとってこのKDDIの戦略はますます既存の携帯など使えない、本当に通話することのみのために保有する、そうなっているのではないかと。

そういえばtwitterのユーザーがこの1年で爆発的に増加しているらしい。

Twitterが爆発的成長、ビジターが700%増加
Twitterのビジター数が急速に増えており、2月に1000万人に近づいた。

これは、自分もまさにそうだったが、日本においてはiPhoneユーザー増加も一役買っているのではと思っている。これも日記で何度も書いているけど、iPhoneのtwitterクライアントは非常に充実している。無料なものから有料なものまで、どれがいいのかという議論が絶えない。携帯版もあるようだが、(正直iPhoneにかえてから状況がわからないが)、そんなに使いやすいわけではなくよってユーザーも少ない気がする。実際mixiエコーという同様のサービスがあるけれど、活発に使われているかどうか、正直実感がない。mixiは携帯で見る人が多そうと勝手に予測しているので、これまた勝手に携帯ユーザーにはtwitterはあまり普及していないんじゃないかなあと予想している。

twitterの創始者が日本におけるmixiエコーは驚異って発言をしたことがあるらしいけれど、今はどう思っているのだろうか。

別にここで、twitterが優れているとかそういうことを宣伝したいわけではない。ただ、twitterユーザーが爆発的に増加、モルドバでは若者がtwitterなどを通して反政府デモを呼びかけるなどの現象が起こっている、まあモルドバの例は極端としても、少なくともこういう流れがグローバルで起きているにも関わらず、日本のモバイル市場はこういう流れに反応できないでいるのは事実、ということを言いたいのである。

結局、こういう世界ってマジョリティーなものが生き残る世界なんだから、やっぱりグローバルの動きには敏感になっておくべきだと思う。

KDDIの戦略には、そういう視点が微塵も感じられないのだ。

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