先日日曜日は演奏会ではなく「発表会」をやってきました。
II魂というへんてこな名前の、そしてへんてこなゲームの曲をやる団体の演奏会でした。
詳細は先日の日記(「演奏自体は結婚披露宴の出し物レベルですのでご注意ください。」)にも書きましたが、こんな「アホ」な企画にわざわざ津波が来るかもしれないなか来ていただきましたお客様にはほんと感謝です。ありがとうございました。
曲がどうだったとか、そういうのは、いろいろな方が書いてくださっているので自分から改めて書くこともないです。僕はホルンも吹いたのですが、あれじゃあやばいよねってくらいでしょうか。
楽器が面白いのか、曲が面白いのか、コンセプトが面白いのか、全部が面白いのか、よくわかりませんが面白い、そして面白くて楽しく演奏している姿がお見せできたんじゃないかな。
ネタもいろいろ満載ですが、なんでしょう、思った以上にいい曲が多いのです。クリエイター・作曲家の非凡性をほんとに痛感しております。たかがゲームとかオタクとかとたかをくくるに勿体無いくらい。シンプルな音源でよくぞこんなに表現できるなあと、演奏してまた聞き直して感心させられます。
アレンジャーもつくづくすごいと思います。あの偏った編成でよくもまあここまで表現を思いつくのだと。
んー、とりとめない内容になりつつあるな。
要は結構奥が深くて楽しみが深くて、いろいろな可能性が秘められてて、今後もますます楽しくなりそうな予感。毎回絶対違う何かがあるそんな発表会。
なんだろう、僕、クラシック大好きなんだけど、クラシックの「演奏会」をただただ半年に1回繰り返すだけって、マンネリ化してきて、いったいどういう方向性なのか、よくわかんなくなってくる。確かにいっぱい曲はあるんだけど、結局、むかーしの人が作った曲だし。そして案外どこでも演奏できるしされてるし…。
ブラームスやベートーベンを初めて演奏したときは、それは感動したものだ。もちろん何度だって感動するだろうし、そもそもオケの楽しみって、その演奏会に至る練習があるからこそ、本番そのものを終えた時の達成感がこの上ないものとなるのには間違いない。
だけど、なんか、それだけじゃ物足りなくなってきた。
来年の「発表会」も楽しみ。
団員のみなさまもお疲れさまでした。