訪問日時:2010年5月3日午前12時頃
ここオランジュも世界遺産がある街として有名ですね。(オランジュのローマ劇場とその周辺及び「凱旋門」) ポン・デュ・ガールから高速などを使って1時間もかからない場所にあります。
実は何度かコメントしていますとおり、プロヴァンス・南フランスエリアは、4年前の7月にちょうど今の会社に入る直前に有給消化による3週間の旅で一度訪れています。
でも、このときオランジュに行けなかったんです。何故かというともともと「7月14日」に良く予定を立てていたのですが、なんとこの日、フランスの祝日「フランス革命の日」、ということで古代劇場に入ることができなかったんです。そこでなくなくここを諦めたんです。
ということで、今回ようやく念願かなって訪れることができました。
高速から街の中心までが予想以上に近かったですね。駐車場も旧市街入り口そばに程よい広さとスペースがあって、難なく停めることができました。パーキングチケット制です。
劇場にたどり着くまでに街を少し歩きましたが、いかにも南フランスの開放的な雰囲気がしていてとっても心地いい街だなあと思いました。アルルやアヴィニョンと比べると街がきれいかも。もちろんあの埃っぽさも味があってスキなのですが。
古代劇場へとやってきました。
入り口はこちら。ポン・デュ・ガールと比べると人は少なめでしょうか。
中の様子。入ってまもなくとった写真です。
もちろん一番上から眺めたい、客席の階段、傾斜がきついうえ階段高さ自体が高いの少々苦労はしますが、上からの眺めは見事なものです。修復を幾度と無く繰り返してきたとはいえ、これだけの原型を残しているのは素晴らしいことだと思います。
オランジュの街を劇場より眺めます。アルルの円形劇場から眺めた風景を思い出しました。アルルほど街全体を眺めることはできませんが。
こちらはどうやらアウグストゥス像?なのでしょうか。wikipedia見た限りではよくわかりませんでした。
ようやく想い馳せてたオランジュへ行くことができました。そしてこの地があの「アグリッパ」にゆかりある地であることを知ってこれまた嬉しく思いました。
この後、もう一件「フランスで美しい村(Aigueze(エゲーズ)、La Roque-sur-Ceze(ラ・ロック・シュル・セーズ))」訪れていますが、長らく続いたフランスの旅も今日で最後。明日はフランスとお別れし再びスペインに戻ります。