巷で(割と?)話題になっている、もしドラこと:『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』、をiPhoneにて読んでみました。一見オタクっぽいアニメな感じの表紙ですが、これがこれがかなり本格的なビジネス書なのです。
発想も着眼点も面白く、普通の物語としても楽しむことができました。
iPhoneの電子書籍といえば青空文庫リーダーくらいしかいれてなかったし最近はかなりご無沙汰、ということでかなり久しぶりの読書でしたが、読みやすさ、インターフェース含めて、非常に可能性を感じました。
気になったところに、マークを付けたりしおりをすることができるんですが、これが使いやすいです。
マーカーやしおりのリストが自動的に作成されますし、さらには検索だってできます。
確かにあの本独特の重さや紙質とかは魅力なのですが、ある意味それはどうでも良かったりしますし、そもそも物理的制約が大きいというか、その点、電子書籍はiPhone(またはiPadのようなタブレット端末)だけ持ち歩けばいいですから楽ですね。電子書籍はなんていうんでしょう「慣れ」も大事ですが、これは大した障壁にもならないかなあと思いました。
それにしても、この「マネジメント」は心に響くというかものすごく説得力ある本で非常にびっくりしました。
大事なのは「真摯さ」であるという一貫した姿勢、なんとなく勇気をもらった気がします。マネジメントうんぬんは置いておいて、常日頃人と関わっていくときに、ここまでかっこよくはないけれど、出来ていたかどうかはわからないけど、こうした態度を心がけてきたつもりであるだけに。
すごい素敵な言葉でもありますよね。座右の銘にしよっかなー。
インターフェースの良さ、そして内容の面白さ、本日出張だったのですが、行きの新幹線の中で一気に読んでしまいました。
電子書籍市場がどうだの、日本では普及しないだの、そんな話もありますが、もちろんそれは気になるところとはいえ、こんなに便利で楽しいツールは見逃せない、これからもますます活用していきたいです。