オンラインストレージ

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以前の日記にも書いたのですが、写真データを保存していた外付けHDDが壊れてしまい、2007年のイタリア旅行の写真データと2008年のドイツ旅行の動画データが消えてしまったのをうけて、手元にある大量の画像・動画データの保存をどうにかしないと、ということで結局行き着いたのが、「オンライン・ストレージ」というサービスです。

簡単に言えばネット上のHDDです。管理はサービス提供先企業に任せる、ということになります。自分で管理するのは大変ですからね。

で、どのサービスを利用するのか、これは結構悩みどころでした。とにかく量が多い。写真データだけでも、最近はRAW、これまた何度か日記に書いていますが、要するにデジタル一眼の生データそのものを保存するため、一般的なデジカメ画像のファイル形式JPEGの数倍の重さがあるわけで、この形式の画像を一回の旅行で数千枚撮るわけですから、最終的に数10GBにも膨れ上がってしまうんです。

ですから、少なくとも数100GBレベルをイメージしておかないといけない。

そこで選んだのは、リコーが提供しているクオンプ。コースはQUANTUMという100GBまでOKのもので月額980円。とりあえずは100GBあれば数年は大丈夫かと。

このサービスはフォルダーをしておくと自動的にオンライン上にアップデートする機能があるみたいだが、まだ今のところは手動でアップロードをしています。とにかく量が多いので、時間がものすごくかかるため、その効率というか状況を把握するために、今のところは手動のほうがいいのかな、と思っています。

さて、画像や動画を管理するオンラインツールとして、半年くらい前からGoogle Picasaをちょくちょく使ってきました。このツールはとても見やすいし使いやすいので大変気に入っています。

そしてなんといっても、最近バージョンアップしたものを使って初めて気がついたのですが、RAW形式のデータも見ることができるので、今後もっと活用していければなあと思いました。

これまた先日日記で書いたとおり、CANONデジタル一眼レフ専用の"Digital Photo Professional"がこのネットブックにインストールできなかったため、RAWが読めなくてどうしようか、と悩んでいたのですが、このPicasaを使えば、とりあえずDigital Photo Professionalのように編集(現像)はできないにせよ、みることはできます。

できることなら、今後のバージョンアップで、PicasaでもRAW画像編集ができるようになるといいなと思います。Googleの構想の中にはないのでしょうかねえ。これを期待しているのは、デジタル一眼レフユーザーがほとんどですしね。

ところで実は、Picasaをオンライン・ストレージとして使うことできるんです。ただし、今のところ料金が高い。40GBで75USドル、150GBで250USドル、やはりクオンプのほうが割安です。もっとも、このサービスももう少し時間がたてば値下げするんじゃないかなと思っています。

なお、データアップのスピードはやはりPicasaが一番早い気がします。気のせい?クオンプはなんか遅いなあという印象があります。

いずれにしても、Picasaで?RAWの編集ができる、?割安(無料)で使用可能容量が数100GBレベルになる、が実現できれば、間違いなく完全にPicasaに移行するでしょう。これが実現できれば、すっごく旅行しやすくなるんですよね。

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