雪の中のドライブ?友達のコンサート

orchestra

今日の未明から雪が降っていたみたい。4時までずっと起きていたにもかかわらずまったく気がつきませんでした。朝10時ころ起きて窓の外をみるとびっくり。

今日は大学の友人ぎなお@Vaくんが所属しているアマオケのコンサート。ちょうど去年の今頃、急用ができてドタキャンしてしまったし、またプログラムが、モーツァルトのピアコン2曲(20番と23番)+ベト8ということで今回こそはぜひ行こう、そう思っていました。

場所は東調布にあるホール、ここは地下に大きな駐車場があり、しかも安いのでとっても行きやすい。とはいえこの大雪…。家の前の道路を見る限り問題なさそうなのでとりあえず駐車場へ向かったところ、ご覧のありさま。

とりあえずフロントガラスの雪かき。車に置いてある雑巾を使うも、とにかく手が冷たい。5分くらいでだいたいめどをつけていざ出発。雪の上をごりごりと音を立てながら駐車場をどうにかでる。幸い道路はほとんど雪が積もっていない。運転上まったく問題なさそう。とはいえ天候は極めて悪いのでいつもよりも10kmくらいゆっくりめで、ブレーキは早めに、を心がける。

で、彼のコンサート、いつも手ぶらなんでたまにはなんか差し入れしてあげようと昨日考えたのですが、よりによってこの悪天候とは。でも頑張ってラゾーナまでいって適当なお菓子を買ってきました。本当は都内まで出てもっと大きなデパートで買おうと思ってたけど、さすがにこの天気ではあまり遠出できないので仕方ないです。

東府中についたのは13時45分ごろ、演奏会は14時からなのでちょうどよかったです。

席について軽くパンフレットを読み始めたころに団員入場、コンサート開始。

まずは20番。ピアノコンチェルトで短調なのは24番とこの20番だけ。人生初めてCDで聴いたモーツァルトのピアコンが24番、そのすぐ後くらいにもう一曲の短調のコンチェルトがあるということでCDを買ったのがこの20番でした。当時はモーツァルトのことなんかほとんど知らなかったこともあるので、これらのマイナーのコンチェルトはモーツァルトにはまっていくきっかけを作ったともいえます。そんわけでちょっと特別な想いもある曲なのです。

20番の2楽章がとても美しかった。このオケは本当にアンサンブルが上手いので、いつも生で聞くたびにこうしたゆったりとした楽章の魅力を感じさせてくれる。こういうことがあるから生演奏がいいとつくづく思います。

23番は親しみやすい曲でおそらくピアコンの中では一番有名なのかもしれないけれど、20番と続けて聞いてしまうと、ちょっと飽きてしまう感じでした。いい曲ですけどね。

メインのベト8、どうもその前後の7番や9番と比べるとあまり目立たないのでゆっくり聴く機会があまりなかったのですが、改めて聞くと小規模ながらもベートーヴェン晩年の局ということで、非常に洗練されているものであることがよくわかりました。ベートーヴェンはやっぱり偉大だなあ。

3楽章のメヌエットは正直気に入らないんだけど、それ以外の1,2,4楽章はすばらしい、是非とも演奏してその楽しさを実感したいな、そんな気持ちで聴いていました。

アンコールもありました。グリーグの何かの組曲の中から「春」という曲を演奏しました。この大雪の中でこれまた粋な選曲だな、グリーグらしいなんともいえない純粋なメロディーに酔いしれました。この雰囲気、サウンドを出せるアマオケってそうないんじゃないかな。本当に洗練されたアンサンブルで驚くばかりでした。

さて、帰る頃には車に積っていた雪も地下の駐車場が暖かかったため、ほとんど融けていました。道路に積もっている雪もだいぶ融けていました。行きと比べると走りやすかったです。

家に着いた時、車はこんな感じでした。

来週は自分の演奏会です。さすがに雪は勘弁してほしいですね。

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